SDドレッサ(単結晶合成ダイヤモンド)
角柱状の単結晶のダイヤモンドを1本から複数本配列することにより、先端摩耗面積の変化が無く加工精度、面精度、真円度安定及び継続が可能になります。
平面研削、円筒研削、センターレス研削等すべての研削に使用可能です。
複数のダイヤモンドが同時に接触するように使用してください。
NC研削のように自動化されたラインには特に向いています。
品質のバラツキが少ない。
不純物がきわめて少なく高純度。
破壊強度が高く、熱伝導率は天然の約2倍。
結晶方向が揃っているため寿命が安定。
摩耗による断面積の変化がドレス寿命の劣化を追放。
結晶方位による耐摩耗方向があります。
角柱1石タイプ
w | φd1 | t |
---|---|---|
0.4 | 3 | 3(5) |
0.6 | 3 | 3(5) |
0.8 | 3 | 3(5) |
1 | 3.5 | 3(5) |
角柱マルチタイプ
G | H | |
---|---|---|
2石タイプ | 5 | 5 |
3石タイプ | 8 | 7 |
4石タイプ | 10 | 7 |
t | w |
---|---|
3 | 0.4 |
3 | 0.6 |
3 | 0.8 |
3 | 1 |
角柱マルチタイプ 角度付き
G | H | |
---|---|---|
2石タイプ | 5 | 5 |
3石タイプ | 8 | 7 |
4石タイプ | 10 | 7 |
V | 5°~ | 15° |
角柱マルチ ブレードタイプ
G | H | |
---|---|---|
2石タイプ | 5 | 10 |
3石タイプ | 8 | 10 |
4石タイプ | 10 | 10 |
t | w |
---|---|
3 | 0.4 |
3 | 0.6 |
3 | 0.8 |
3 | 1 |
CVDドレッサー(CHEMICAL VAPER DOPOSITION)多結晶人造ダイヤモンド
CVDの材料は独立型多石ダイヤモンドプレートでCVD法(化学気相合成)により生産され、類似の単結晶合成ダイヤとはその性格がまったく異なります。
金属媒体をまったく使用していないため熱安定性は天然ダイヤモンドとほぼ同じであり、多結晶なので方位による性能の違いがありません。
一般的に推奨できる用途としてはsicやAl2O3などオープン構造をもつ、鋭くアグレッシブな研磨材のドレスに向いています。
このような特質をもつCVドレスを用いれば天然ダイヤや単結晶合成ダイヤを使用するときに生じる磨耗の度合いのばらつきや使用中の切れ刃の形状変化などの問題点が解消できます。
結晶方位がないためどこからドレスしても安定した性能を発揮します
CVDフォーム ストレートシャンク
L | φd | R | V |
---|---|---|---|
50 | 9~10 | 0.1~0.5 | 30°~60° |
CVDフォーム マルチタイプ
v | r |
---|---|
55 | 0.2 |
55 | 0.5 |
70 | 0.2 |
70 | 0.5 |
CVDフォーム マルチタイプ
v | r | θ |
---|---|---|
55 | 0.2 | 5~15 |
55 | 0.5 | 5~15 |
60 | 0.3 | 5~15 |
70 | 0.3 | 5~15 |